赤外光(IR照明)の概要

●可視光では検出できなかったものが赤外線を使うことにより検出できます
●マシンビジョン業界においても幅広く利用されております
●可視光では認識が難しい欠点を高いコントラストで画像化できます
●可視光域で化学反応を起こすワークにも有効です
●物質を透過して撮像できるため非破壊検査が可能です

赤外LEDによる光は波長域が狭いため、一般的なランプと比較して照射熱が極めて少なく、熱によるダメージを受けやすいワークの撮像にも適しています。

一般的なランプ、赤外LED850nm、赤外LED940nmの代表波長例グラフ及び可視光と近赤外線の区分け

IR照明シリーズ一覧

  • IRライティングBOX LLBKC-NIR/SWIR シリーズ

    IRライティングBOX LLBKC-NIR/SWIR シリーズ

    近赤外/短波赤外波長領域を照射可能な光源BOX

    ●NIR(近赤外波長740nm~1000nm)SWIR(短波赤外波長1000nm~1700nm)領域を照射可能な光源BOX
    ●可視光では撮像が困難な、同色の異物識別やパッケージ印刷物の透過撮像もNIR/SWIR光を使うことで実現可能
    ●SWIR光はシリコンの透過や水の波長吸収特性を生かした検査に活用
    ※撮像する為にはインジウム・ガリウム砒素 (InGaAs)センサーカメラが必要です

  • 近赤外線照明 LLH-NIR/SWIRシリーズ

    近赤外線照明 LLH-NIR/SWIRシリーズ

    近赤外線(850~1,650nm)の直線(ライン)照明

    ●近赤外線(850~1,650nm)のバー照明
    ●シンプルな構造でコストパフォーマンスに優れています
    ●従来品の1.4倍の照射強度を実現
    ●拡散板仕様は拡散光を均一にして、ムラが少なく広範囲を照らすのに適しています